ブログ
11.162010
CDレビュー
「東方の人が楽しむアラブの音楽」
シャルキイロマは楽しんでる。
民族音楽に取り組むとジレンマに陥るような気がする。
大好きな「その国」の音楽をやりたいが、
「その国」に生まれ育った音楽家に今更追いつけるはずもないし、
自分が「この国」で培ったキャリアにも未練あるし、…みたいな。
で、本気でやる人は人生をかけて「その国」に移り住んだり、
「やっぱ無理」と諦めてみてしまったり。
でもシャルキイロマは違う。
バンド名が語るように「東の国」のアラブ音楽。
全編に漂う哀愁は乾燥した砂漠の国より緑豊かな日本の自然を感じさせる。
日本人の奏でるアラブの音楽。
こんなんあっていいじゃない!
たぶん、本気で楽しむための努力は傍からは想像できないモノがあるんだろうけど、
そんなものは聴く側は斟酌せずに、ただ「東方の人の奏でるアラブ音楽」を楽しもう。
吉良知彦(ZABADAK)
最初は、アラビアを彷彿させるような感じの音楽かなと勝手に想像していましたが、昔、パキスタンの田舎で聞いた曲によく似ている曲や、打楽器が入るとこんどはトルコか…、そして、ウズベキスタンのブハラの街並みが目に浮かぶようなもの、さらに、バグパイプが入ったら、そのままスコッツが踊ってしまうような曲など、いやあ驚きました。そして堪能しました。
一体どのような所でインスピレーションを受けて、これらの曲を作っているのか、今度是非教えてください。
————シドニーから Nさん(世界50カ国を股にかけるリアルビジネスマン)
朝からかかってる音楽の効果で、我が家は異国情緒にあふれております。楽器のキャラクターって凄いですね。ブズーキでいきなり脳内砂漠に持って行かれ、今は脳内未亡人になってます。私の好きなグスターボ・サンタオラーヤを思い出しました。あちらはチャランゴですが。景色が見える音。
————鈴木さえ子さん(ミュージシャン/作曲家)
あまりに本格的でびっくらした。見くびってた。シブかっこいかったぜ。
————ケラリーノ・サンドロヴィッチさん(脚本家/演出家/ミュージシャン)
CD聴きました!。素晴らしいです!。大好きなサウンドです!。演奏している楽器、ウード素晴らしい音色です。ライブ観たいです!。ミックスもローの出し方とか素晴らしいです♪
————菊池琢己さん(ミュージシャン/ギタリスト)
先ほど、目を閉じて聴きました。不思議なタイムトリップをしている感覚を覚えました。私は前世療法を通じ、クライアントさんが語るあらゆる時代のあらゆる国・場所の風景と人々の営みや思いを感じてきました。アルバムを聴いていると、その経験がよみがえってくるというか…。古代の異国の石畳や、ランプの光、路地の暗さ、その時代に生きる人々の暮らしまでが音楽の後ろに感じられるのです。音楽の背後に感じる風の流れも、現代ではなく古代のものです。さまざまな国と時代の空気と匂いが広がっていきました。素晴らしい時間をありがとうございます。シャルキィロマのファンになりました。
————Tさん(長野県 女性:ヒーラー)
さっそく聴かせていただきました。感想を文章化するにはボキャブラリーに乏しく、なかなか上手くお伝えできなくてもどかしいのですが。…鳥肌立ちました。とくに4曲目は、ふるえがきました。もっと、ひとりのときにゆっくり聴きたいと思います。大事に大事に聴きます。
————ともえさん(東京都 女性)
いいですねえ。この、物悲しいようでいて情熱的な感じ、とてもすきです。
————さくらさん(東京都 女性)
頭っから、景色や色をかき立てるような、
そんな世界が広がってま した。
シャルキィロマはストーリーテラーのように、音を紡ぐ。
遠い記憶か…地球のどこかで、
今日、誰かに起こった物語なのか…
う〜ん、生演奏も楽しみ!
————RIAさん(シンガー)http://ria-lism.com
国境を越えた音楽というか、そもそも音楽に国境があっては、
いけな いと思ってるのですが。
そういう壁も枠も取っ払ったところで、
純粋に音楽を楽しんでいると思いました。
時々感じられる鬼気迫る、 あの気合は
楽器と人と音と真剣に向き合っているからこそのものかと。
————へっけさん
聴いています。1曲目から不思議な感じです。
演奏と耳との間に空気がある感じです。
うまく説明出来ないですが。
フワフワした 感じです。楽しいです。
————Tさん(大手広告制作会社勤務)
アルバム聴いてます!風景が浮かびます。
どこか別世界に連れてってもらってるような。
ひとつひとつの楽器の音色が肉感的で気持ちいいですね。
ありがとうご ざいました。
次はライブで聴かなきゃ。踊らなきゃ
さて、シャルキィロマ聴いて、ひととき旅に出るか。
————さえきっくさん(大手広告代理店勤務)
シャルキィロマのアルバム聴いていますなう
☆良いねえええ☆
気分は空飛ぶ絨毯に乗ったジプシークイーン
☆アリガトウ☆
————森若香織さん(ミュージシャン&作詞家:元ゴーバンズ)
シャルキィロマのCDが届いたので聴いている。以前、日本でライブを聴いたときにはあまり分からなかったけど、今シャルキィロマがなにを目指してるのか、やっと分かったような気がした。確かにそこにはチャレンジする境界があるんだなと、思いました。いやあすごい。例えばブルースなら黒人にはかなわないとか、以前はいろいろ民族音楽をやる上で批判的な意見があったような気がするけど、最近はむしろそこに可能性があるような気がする。
————えいぞうさん(フランス在住 科学者)
※掲載にあたっては本人の了解を得ています。
New CD ネット通販中!→NewCDご注文ページ
New CD 試聴したい方はこちら→NewCDの試聴コーナー